【小ネタ】 AWS Systems Managerに登録した多数のRaspberryPiに識別しやすいように名前をつける
1 はじめに
CX事業本部の平内(SIN)です。
遠隔地に置かれた多数のRaspberryPiを管理するには、AWS Systems Manager(以下、SSM)への登録が便利だと思います。
しかし、数が増えてくるとアクティベーションの終わったRaspberryPiをマネージドインスタンスで一覧した時、どれがどれかを区別するのが難しくなります。
一応、ホスト名やIPアドレスで識別は可能ですが、簡単な操作で、もう少し識別しやすくする方法を検討してみました。
2 名前カラム
(1) デフォルト値
アクティベーションが終わったインスタンスでは、名前のカラムに表示されるのは、アクティベーションを作成した時に、デフォルトのインスタンス名(オプション) に設定した文字列となります。
1つのアクティベーションで複数の端末を登録した場合、全て同じ内容になります。また、ここを設定しなかった場合は、名前の欄は、空になってしまいます。
(2) タグ
インスタンスの詳細のタグで、Keyが、Nameのタグを追加すると、名前欄に表示させることができます。
3 セッションマネージャー
名前欄に表示されている名称は、セッションマネージャーで接続先インスタンスを選択する一覧にも表示されるので、ここでも識別しやすいかと思います。
4 最後に
今回は、簡単にできる識別向上の方法として、名前欄への名称の設定を試してみました。
実は、タグによるリソースグループを作って、うまくグルーピング出来ないか試行錯誤したのですが、ここで設定したタグでは、うまくリソース検索出来ませんでした。(これは、単に私の知識不足の可能性大です)